新規事業創出プログラム「アウトレ.」現地レポートpart.1

こんにちは。新規事業創出プログラム「アウトレ.」広報の光田です。
この記事では、私たちが提供しているサービス「アウトレ.」の中身について、
参加されている皆さまの様子や、講座の内容、代表・鳥羽による解説などをお伝えしていきますね!

初回は、2023年2月7日(火)に行われたオリエンテーション1日目の様子をレポートします。

それでは、早速いってみましょう!

会場に集まり、まずはアイスブレイク

この日、会場に集まった参加者は、製造業の方々を中心に3社6名。

記念すべき「アウトレ.」の第1期です。

まずは軽く自己紹介をしながら、講座への意気込みを話しました。

堅苦しい雰囲気ではなく、自分の好きな位置に座って、和やかに行われています^^

最初に、アイスブレイクと称して「ペーパータワー」のワークがスタート!
A4サイズのコピー用紙を、どうしたら安定して高く積み上げられるのか?というものです。

三角形に折ってみたり、土台をしっかり作り込んだりと、参加者それぞれの個性を見ることができて、大盛り上がりでした!

その後は、代表の鳥羽から「アントレプレナー(起業家)」に必要なマインドセットの説明がありました。

私たち「ピノベーション」が思うアントレプレナーとは……


  • 山のないところに山を描くこと
  • 山頂までの道を描くこと
  • 根性と体力をもってひたすら登ること

諦めた時点で失敗は確定します。

ですが、それまでは何度でも、どのタイミングでもリカバリー可能なのです。

積極的に、事業を思い描いてみましょう。

皆さんの表情にも、心なしか自信がみなぎってきたように見えました^^

その後は、各自「この講座でやってみたいこと」を発表。
できるかできないかではなく、まずは頭の中のアイデアをアウトプットすることが大事なのですね。

鳥羽’s CHECK!

起業や新規事業を登山に例えることがよくありますが、私たちはそうではなく、「山そのものを1からつくりあげること」だと思っています。
そもそも山がないのだから山頂もありません。つまり、新規事業には答えなどなく、自分で問いを立てたり想いをもって山頂を設定したりすることが必要なのです。
自分と向き合いながら、そのマインドセットを整えていただくための時間です。

チームに分かれて行動!「VPC」「MVP」など専門的な学びも

軽く昼食をとったあとは、簡単にチームにわかれてワークショップ。

そもそも、なぜチームをつくるのか?チームで動くことのメリットは?
鳥羽による解説が続きます。

ここで、本日の重要なポイントのうちの1つ、「VPC」についてのワークが始まりました!

鳥羽’s CHECK!

「VPC」とは、バリュープロポジションキャンバスのことで、顧客のジョブ(イヤな仕事、やりたくない仕事)に対して、どんなソリューション(サービスや製品)がアイデアとして成立するかを、顧客のゲイン(うれしいこと)とペイン(苦痛なこと)を元にして論理的にアイデアを出すフレームワークです。

アイデアがなかなか出てこない方にもおすすめなのですが、一番肝心なのは「顧客のジョブに何を置くか」ということ。そのジョブは、顧客がお金を払ってでも解決したいと思っていることなのか?と考えることが大切です。

多くの新規事業担当者は自分の想像で顧客のジョブを設定してしまうため、実際の顧客はVPCから生まれたアイデアを必要としないことが多くあります。

そのために、顧客へのニーズのヒアリングが重要となってきます。

新規事業にとって欠かせない、この「VPC」のフレームワーク。頭を抱えながら取り組む人や、何度もシートを書き直している人、代表の鳥羽に意見をもらっている人など、さまざまに取り組んでいました。

その後は、鳥羽による「ブレインストーミング」のやり方や効果、「MVP(ミニマムバイアブルプロダクト)」についての解説が。

実際の企業が実施した例を確認しながら、「顧客」に対して何をどのように提供すればよいのかを学びました。

午前中とは異なり、専門的な学びを深めながら、新たな思考の扉を開けようとしている参加者たち。
今まで考えたこともないようなワークにも、果敢に取り組んでいます。

時には悩んでペンが進まない様子も見られましたが……「アウトレ.」なら大丈夫!
参加している人はみんな、ライバルではなく仲間です。
お互いに意見を交換しあったり、励ましあったり、気づいたことをフランクに話したり。
会社や業種の垣根をこえて、活発な議論があちこちで生まれていました。

初日お疲れ様でした!明日はいきなり「ヒアリング」!?

初日の日程が滞りなく終わりました^^
参加した感想を聞くと「考えたこともないことばかりで楽しかった!」「この仲間と一緒にやっていくんだと思うと頑張れそうな気がした!」「自分のやりたいことがわからなくて、たくさん悩みました」など、さまざまな思いがあったよう。

まだ新規事業創出への道のりは始まったばかり!楽しみながらやっていきましょうね^^

さて、翌日のメインテーマは「ヒアリング」。
今日設定した実際の顧客に近い人を自分で見つけて、アポイントを取り、データを収集するというものです!

果たして、皆さんはどのように取り組むのでしょうか?

次回のレポートもお楽しみに!

鳥羽’s CHECK!

新規事業創出に必要なインプットとしてのワークが多かったため、初めての方にとってはとても大変だったと思います。

しかし、初日のプログラムではアイスブレイクやランチ会などといった、コミュニティー形成のためのワークを多く採用しました。その結果、皆さんが同期としての意識を持つことができ、未経験のワークにもそれぞれ助け合いながら取り組んでいらっしゃったのが印象的でした。

社内だけで新規事業を起こすのではなく、社外の多様性あるメンバーと楽しく意欲的に取り組めるのがアウトレの美点だと思います。

記念すべき「アウトレ.」の第1期!みんなでこのプログラムを成功させましょう!

新規事業創出なら、アウトレ!

TEXT:光田さやか
PHOTO:荻野哲生

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