こんにちは!第3回目のレポート記事をお届けします。
この日はいよいよオリエンテーション最終日。投資家に向けてのピッチが行われる日です!
皆さんの様子は?そしてその結果は……?!
緊張感あふれる現場の様子を「アウトレ.」広報からお伝えします!
スライドの準備や原稿の最終調整を行い、いざ発表!
2023年2月9日。3日間のオリエンテーションの最終日がやってきました。
朝、会場に入ってきたときの皆さんの表情はというと……
心なしかお疲れのご様子……。
「資料作りに時間がかかってしまいました……5分間しかないのでどうしたら伝わるか、難しいですね」
「VPC(バリュープロポジションキャンパス)を見直していたら、不安になってきて。鳥羽さんに意見をもらいながら遅くまで頑張りました」
「投資家さんたちからどんな質問がくるのかなあ。ちゃんと答えられるかとても怖いです」
そうですよね、無理もありません。
たった5分のピッチで、自分たちのサービスを発表し、投資家たちの心を動かさなくてはいけないのですから。
顧客は明確になっているか?どんな困りごとに対してどんなサービスを提供するのか?なぜそのサービスが必要なのか?
この3日間で考えたこと・学んだことを思い返しながら、スライドの内容を詰めていきます。
さらに、ピッチの持ち時間は厳守!オーバーしてしまった時点で強制的に終了です。
鳥羽を相手にピッチの練習をしたり、時間を測って話せるように原稿を調整したり。皆さんお昼ご飯もとらず直前まで準備に勤しんでいました。
投資家へのピッチで大切なのは、ビジネスモデルや将来的なビジョンについてのプランを示し、投資家が興味を持つ可能性のある業界や市場を提示すること。そして、収益性やリターンについての具体的な数値に基づいた説明を行うことです。
一方で、「なぜこの事業をやりたいのか?」という動機の部分も重視します。事業が成功するかどうかは外部環境など沢山の不確定要素がありますが、それらに屈しないマインドセットが起業家にあるかどうかを、投資家は見ているのです。
午後2時。投資家の方々が来場されました。
ご参加いただいたのは、株式会社Kips代表取締役・國本行彦様と、ジャパンワランティサポート株式会社社外取締役・株式会社グッドスピード社外取締役・岩本一良様です。お二人とも長く投資事業に携わり、数々のIPOのご経験もある投資家です。
いよいよ各チームの発表が始まりました!
想いのある社内起業家の皆さんのピッチは、とても迫力がありました。
自分の人生を賭けたミッション(使命)として事業への想いをピッチするその姿に、美しさすら感じました!
実現可能性や市場が魅力的かといったビジネスモデルの話も重要ですが、やはり社内起業家の皆さんが実際に新規事業を立ち上げることができるかどうか、それこそが一番のポイントだと思います。
3日間のオリエンテーションが終了!冒険は始まったばかり!
それぞれの思いを抱えながらも、ピッチを終えた皆さん。
これにて、3日間のオリエンテーションも終了です!
ここまで頑張った皆さんをねぎらい、「アウトレ.」からささやかな宴をご用意しました!
「あのワークが大変だった〜!」
「ずっと悩んでいたけど、あの一言で頑張れました!」
「仲間にたくさん助けてもらえた。本当にうれしかった」
おいしいお食事とお酒を囲みながら、3日間の思い出話に花が咲きます。
初めて経験することばかりで、大変なこともたくさんあったことと思います。
皆さんの頑張る姿にこちらも勇気をもらいました!
3日間のオリエンテーションは終了ですが、新規事業創出への道のりは、まだ始まったばかり。
「アウトレ.」では、より専門的な知識を導入するワークや講座、受講者だけが使用できる専用アプリによる進捗管理など、さまざまな方法で皆さんの新規事業創出をサポートしていきます。
次回は早速、このオリエンテーションでも実施した「ヒアリング」についての講座があります。
今は少し脳を休めて、また新たな気持ちで取り組んでいきましょう!
それでは、次回のレポートもお楽しみに!
ひとまずみなさんお疲れ様でした!
ただ、この3日間はブートキャンプだと考えてください。
既存事業を行っていると、新規事業を立ち上げるという「全く新しいこと」をしなければならない環境であっても、普段の仕事の延長線上として考えてしまい、新しい発想や自ら考えて行動することを抑えてしまっている方が多く見受けられます。
人は生まれながらに自由であり、自らの自由意志で行動します。そして、そのすべての結果は自責です。
しかしその前提は、どんな困難も克服できる最も重要なこと。
この3日間でそれを体感していただけたのならなによりです。
ここで安堵せず、早速次回からのワークにも楽しんで取り組んでいきましょう!
新規事業創出なら、アウトレ!
TEXT:光田さやか
PHOTO:荻野哲生