新規事業創出プログラム「アウトレ.」現地レポートpart.5

こんにちは!「アウトレ.」広報です。

この現場レポートも、早くも5回目。受講者の皆さんも、前向きに望んでいる様子が伺えます。

ときどき、講座の様子を見学しに来る方もいらっしゃいますよ!

「どんな様子か見たい!」という方はぜひお気軽にお問い合わせくださいね^^

今回の現地レポートは「ビジネス思考力」について。早速ご紹介していきます!

「思い込み」は敵!柔軟な思考を養う

今回の講師は、弊社(ピノベーション株式会社)COOの小林が務めました。

「おはようございます!今日も元気ですか?張り切っていきましょうね!
今日のテーマ、名前はカタイですが、内容は楽しく学べると思いますよ!」

そうそう、この日は新しくメンバーも加わりました!
新メンバー歓迎の意味も込めて、改めて自己紹介タイム。
ちなみに「アウトレ.」では、みんなニックネームで呼び合うことにしているので、それぞれが呼ばれたい名前を書いています。

年齢や職業、役職に関係なく、ここではみんなが「新規事業創出に向けて頑張る仲間」です。
お互い高め合っていきたいですね!

小林’s CHECK!

事業を創出する過程で必要になることの一つに、「要素の最適な掛け合わせ」というものがあります。

見方を変えれば、自分のアイディアもヒアリングして得られた内容も「要素の集合体」と捉えることができます。
自分のアイディアを要素に分解する力、ヒアリング内容を要素に分けて自分のアイディアと共通する点、異なる点を仕分ける力、自分が想定していなかった要素に気づき、繋ぎ合わせていく力……。

自らのアイディアが正しいと闇雲に信じるわけでも、また他人の意見に振り回されるわけでもありません。
今回の講座では、「ビジネスとして成立させるための最適解を導く力をつけること」を目的としています。

意識して使い分けたい「3つの思考」

さて、今回の講座は「ビジネス思考」ですが……
そもそも「ビジネス思考」ってなんでしょう?

「ビジネス思考」とは、【論理思考】【仮説思考】【水平思考】の3つを合わせたものを指します。
実務においても経営においても求められる、いわばビジネスパーソンとして知っておきたい思考法ですね。

では、それぞれについて簡単に解説していきます。

【論理思考】とは、いわゆる「論理的思考(ロジカルシンキング)」のこと。複雑なものを整理し、理論を展開し、シンプルな結論に落とし込んでいく思考方法です。

たとえば「MECE(ミーシー)」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。

  • Mutually(お互いに)
  • Exclusive(重複せず)
  • Collectively(全体に)
  • Exhaustive(漏れがない)

の頭文字で、日本語に訳すと「もれなく、ダブりなく」という意味になります。

取り組んでいる課題や現状に対してアイデアを出す時、【論理思考】を用いて、要素を分解していく必要があります。

この「MECE」を活用しながら、受講者たちは「ロジックツリー」や「ベン図」についても知識を学んでいきます。

問題点となっている点を論理的に整理し、もれや重複がないかを確認することは、新規事業創出においてはとても大切ですね。

続いて【仮説思考】とは、「おそらくこうなるのではないか」と先を見通していくこと。
根拠(=情報やデータ)から問いに対する答えを探しにいくのではなく、限られた情報から自分なりに「仮の答え」を先に想定し、そのために必要な根拠を探しに行くという思考方法です。

それは必ずしも「従来の考え」に固執していなくていいのです。
「自分ならこう考える」ということが大切なので、これまで集めた情報の要素を疑い、置き換えてみるのがおすすめです。

ちなみに「アウトレ.」では、メンバー同士のコミュニケーションを大事にするため、ときどきゲームや簡単なクイズを取り入れることもあります!

この日も、みなさん子どものように遊んでいらっしゃいました〜(褒めてますよ)!


そして3つ目は【水平思考】。さまざまに視点を変えて、問題解決のために自由にアイデアを生み出す発想法です。

この時は「10個のリンゴを3人で分ける方法は?」や「タマゴサンドが大好きなタクロウさんは、売り切れの品を見て喜んでいる。その理由は?」という例題で考えました。

あっ、「海ガメのスープ」とか「風が吹けば桶屋が儲かる」とかと同じ感じですね!

他にもこの【水平思考】には、異なる2つの事柄をつなげて考えることや、物事を抽象化して考えることにも応用できます。

上記の「3つの思考」を使い分けて、ビジネスモデルへのアイデアを前に進めましょう!

小林’s CHECK!

事業を創るうえで念頭におくべきなのは「成功するための方程式を構築する」こと。

方程式とは要素の掛け合わせにより成り立ちます。

・論理思考により要素分解すること
・仮説思考により筋の良い要素を見つけること
・水平思考により自分の枠を越えた要素同士の繋ぎ合わせをすること
・これらを何度も繰り返し行うこと

「何をして良いかわからない」と思ったら、常にこれらの行動に立ち返り、事業をブラッシュアップしていきましょう!

いかがでしたか?
ちょっと難しそうな「ビジネス思考力」の講座でしたが、
実際はさまざまな実例をもとにしっかりと3つの思考を学ぶことができました!

次回は「ペルソナ設定」です。
新規事業創出に欠かせない「ペルソナ(対象者)」。
意外と適当に決めていませんか?

奥が深い、この「ペルソナ」をしっかりと一日かけて学んでいきましょう。

新規事業創出なら、アウトレ.!

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